蔑称も愛嬌に

2004年8月1日
 今日はB氏宅にて朝まで語り合う。
 歩き合う。歌い合う。
 オンリーロンリーグローリーについて、新しいバンプの音に違和感を覚えているのだ、と決着をつける。

 そして6時半帰宅。

AKIRA

2004年7月31日
 数日前スカパーでAKIRAがやっていたので見る。
 最後のシーンで鳥肌が起立する。
 いつみても面白い。気持ち悪い。

 昨日、AKIRA(英語版)がやっていた。見る。
 最後のシーンで鳥肌が起立する。
 何度見ても面白い。しかし「テツゥオー」という外人の発音は気持ち悪い。

「カネェダ!」

斜め屋敷の犯罪

2004年7月30日 読書
ISBN:4061851896 文庫 島田 荘司 講談社 1992/07 ¥650

 北の地に建てられた斜めに傾く洋館「流氷館」
 クリスマスパーティーに訪れた客達は、そこで惨劇に出会う。
 動き出す人形。密室での殺人。果たして犯人は、そしてその方法は。
 御手洗潔シリーズ第二弾。

 やはりこれも再読。朝になりかけました。
 最初から名探偵がいたら、緊張感が減ってしまう。
 そんな迷信(?)にあやかり、御手洗は最後にちょちょいと謎を解いて帰っていきます。
 探偵は死ぬ事がないから緊張感が減る、と笠井潔さんも「オイディプス症候群」雑誌連載時には探偵(?)矢吹翔を出さなかったそうです。
 しかし読者からは不評で、本にまとめる際に加筆訂正を大幅に行い(そのため、刊行が何年も遅れた)、見事本格ミステリ大賞を受賞。

「緊張感」も勿論そうですが、読者が一番求めているのは「高揚感」だと思うのです。
 わくわくとしなければ、読んでいて楽しくない。それには道化的な探偵役が出ずっぱりで居てくれないと。

 と思うのですが、しかし斜め屋敷の犯罪の場合それほどお話自体が長くはないため、あまり嫌には感じないのですけれどね。
 むしろ、唐突に現れて最初から事件の全てを見渡している御手洗の様子はむかつくくらい格好良い。
 各々の登場人物も、それなりに魅力的な行動をしてくれますし、飽きません。

 屋敷の構造が複雑なため、描写がくどくどとしますが、読み飛ばしても特に問題はありませんし、登場人物が多いのですが、キャラクタが分かりやすく混同する事も無いでしょう。
「読者への挑戦」がありますが、ここまで「解けるわけ無いだろう!」と突っ込める作品もありません。

 とてもフェアで、究極的にアンフェアな作品。
 トリックをしっていて再読すると、結構ヒントは出ているみたいですけど、わかりません、普通。

 この頃の島田さんの女性の書き方好きだなあ……

業務連絡

2004年7月29日
 携帯電話の充電器がどこかへいって、かつ電池が切れちゃいました。

 どうすればいいんだろう……
 お店にいけばいいんだろうか。

-風呂追記-

 お金持ちが味わえない風呂順番待ちを満喫中です。
 する事もないので、何か書いていきます。順番が来たらどんなところであろうが止めます。

 そういえば、転勤先で友達になったF君は、普通コンプレックスと感じるような部分をギャグとして渾名にしてしまうナイスガイでした。
 元気にしているかい。あの時ギャグみたいにぽつりと言った「小説家になりたいな」と言う夢、今現実にしようと頑張ってますよ。
 雪だるまに人の名前を付けて蹴りつける遊び、またやろうぜ。
 あとごめん、あの時得意げに披露した性の知識、ほとんど間違ってたや。

 あ、書いている間に、姉に風呂を取られたようです。時間延長で。

 そういえば今日は、2000文字規定の或る賞のプロットを頭の中で組み立てた。
 良い感じに出来上がってくる。風呂からあがったら、書き残しておこう。
 瀬名秀明さんの「ロボット・オペラ」が発売したので、私も「ロボット」のお話なのです。嘘です。前からちょっと練ってました。
 変な博士と一緒に住むロボットが、博士の世話をするには自分一人では足りない、と悟り自分を半分にしてもう一人ロボットを作るお話。テーマは無償の愛の対価の存在。

 そうい
Video Game アスキー 1999/10/07 ¥2,100

 架空の都市24区を舞台に、くせ者が集まる凶悪犯罪一課、二課が伝説の犯罪者「ウエハラカムイ」を追う。

 アドヴェンチャーゲームのくせに、ストーリーは一本道。
 理不尽で意味のない謎解き、そして移動。
 へっちょいPS初期を思わせるポリゴン。
 最近流行の「可愛い」などとはほど遠いキャラ達。

 なのにどうしてだろう!
 熱いパトスが止まらない。私を駆り立てるこれはなんだ!
 結局四回クリアして、五度目のプレイ中。ストーリーはまったく変わらないんですけどね。
 でも良いんです。渋いオヤジ達に囲まれて、どこまでもひねくれて洒脱な雰囲気に打ちのめされ、センスの良い音楽を聴ければ。
 唯一サウンドトラックを買ってしまったゲーム。

 特徴としては「フィルムウィンドウシステム」と言って、画面上にちょうどウィンドウズのデスクトップでフォルダを開くみたいに、キャラクタの絵や台詞、システムウィンドなんかがぱっぱかと開くんです。
 これがまた格好良い。でも「システム」ってほどシステムと関係していない、単純に「演出」ですね。

http://www.grasshopper.co.jp/silver/index.html

 公式ページです。
 とても格好良く、とても面白そうに書かれていますが、ゲームとしてみると「ド」がつくほど駄目なゲームなのでお気をつけてください。
 ただ、はまる人は骨の髄まで染まるでしょう。

 私のベストゲームはゼルダの伝説ですが、裏ベストゲームはこの「シルバー事件」です。

新刊

2004年7月27日
 瀬尾まいこさんの「天国はまだ遠く」が気になります。
 前作「図書館の神様」の初版を買い逃したので、是非とも今回は買いたかった。
 ちょっと立ち読みしてみると良い感じ。すっと入り込める。透明な感じ。
 最近はそういう柔らかい感じの女性作家さんの活躍が目立ちますね。
「女はこういうもんよ!」みたいな書き方をする女性作家さんが苦手なので(でも、そういう人の方が売れている)、個人的には嬉しいです。

 けれど買ってきたのは吉田修一さんの「ランドマーク」
「パレード」を読んで当たってから、この人の本は「買い」になっているのだけれど、パレード以降当たりがないなあ……
 発売ペースが速いのも気になりますが、装丁が「松田行正」さんなので、手に入れただけで満足です。
 サウンドトラックといい、ランドマークといい、格好良すぎる。

 他には「メフィスト」の姉妹紙「ファウスト」のVol3がでてました。手に取りにくい表紙。
 講談社の方には「品切れ」とある人気ぶりは流石です。しかし、若さが私には眩しすぎるので、講談社ノベルズ系は未体験(森氏、京極氏除く)。
 舞城王太郎氏のお話を少し立ち読みして眩暈がする。私は老人のくしゃみがその場で聞こえてくるようなそんな描写が好きなのですでも、芥川賞候補になるくらいなのだからきっと秘められた魅力がどこかに潜んでいるわけでとても私のような凡人にはそれは理解出来ずに永劫ただ意識にしまい込み見ないふりをしつつとぼとぼと足を鳴らして人生を歩んでいくしかないのでしょう見ないふりをして。
 他のもさわりだけ立ち読みしてみたけれど、やはり理解が出来ず、なんだかもう感性が古くなったのかなあ……と感じる。
 でも、このままただのオタク文化になっちゃいそうなのが不安。

 あとは月末に伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」がでますね。
 角川に公式ページが出来ているので気になる方は行ってみてはいかがでしょう。インタビューが面白いです。

ちょっと疲れた

2004年7月26日
 ばたんKです。
 ドクターKで動いています。
 でも、すぐ寝ます。

 旅費を稼ぐため仕事をして腰が痛くなったり、友人と「oi! oi!」と叫んだりしていてなかなか充実した一日。

 秘密に書くのもあれなので。でもこれだけは。

●ばさらさん

 牛伝(略がしっくりくる曲は売れる)
 家に帰って、家のスピーカーで聞いてみたら、音の違いに断然ショックです。BOSEってやっぱり綺麗な高音だね……
 そのあとヘッドフォンで聴いてみると、これも中低音域が強いでやんの(笑)
 ベースの格好良さがさらに際だってる。

27時間テレビ

2004年7月25日
 色々なトラブルが出てますが、生放送とは思えない素敵なテロップや素早い音声の切り替え。さすがの手腕。
 こういう所は、スタッフのセンスですよね。

 久々にテレビを満喫。
 夜毎せっせとプロットを組み立てる。予後にかなりダメージを食らい、眠い。しかし、なかなかつじつま合わせが巧くなってきた。
 校正も終わったのにいまだウェブに上げていないお話の続編である。
 なにやら気に入ったので、独立させてページを作ろうか、と考え中。
 密室、暗号と来たので、三作目はぜひ陸の孤島か館物をやってみたいものだ。

 もし人気が出たらキャラクタのイラストなどがばんばんと送られてきて、もしやどこかのページではキャラクタ同士がいやらしい事をし始めたりするのかも知れない。
 しかし、そんな心配をしなくても良いというのが嬉しいやら悲しいやら。ネットで考える「もし」は大抵「もし」で終わる事が多い。

 何気なく考えたページ独立計画が、今書いている途中にいきなり気に入り始める。
 よし、作ろう。

K・Nの悲劇

2004年7月23日 読書
ISBN:4062117134 単行本 高野 和明 講談社 2003/02 ¥1,785

 予定外の妊娠。
 一時はそれを喜ぶが、今後の生活を見直してみると、今は「その時」ではないと判断を下し、夫婦は中絶を決心する。
 しかし、それから徐々に夫人の行動が常識を逸脱し始める。
 まるで何かが憑依したかのように。

 中絶胎児を一般ゴミに切り刻んで棄てる、なんて事件がありました。
 妊娠中期の中絶ともなると、赤ん坊はきちんと人の形をしています。
 薬で分娩をそくして、産声を上げて生まれてきますが、肺は成長しきっておらず、空気を吸えずにそのまま――
 その胎児を切り刻んで一般ゴミに!
 信じられますか。なんでもっと話題にならないのだろう。

 中絶自体をはたから「善か悪か」と論ずるのは大嫌いです。
 どれだけその個人が悩み苦しみその答えを出すのかをわからずに、ただ「悪い」だなんて誰が言えますか。
 中絶が「善か悪か」を考える前に「必要か否か」をもっと論じるべきだと考えます。そして、それに答えは無い方が良い。
 そういう意味でこの本はニュートラルな位置(結果よりも原因を責める辺り)に立ち書かれているし、物語的にも面白いです。
 ただ、不満点が0かと言えば、微妙なところですが。夫人の意思が置いてけぼりになったりとか……
 まあ、目をつぶりましょう。

 映画化もしたデビュー作の「13階段」も死刑という問題を扱っていました。この人の書くお話のテーマはそんなふうに重い物が多い。
 でも、それを気負いにさせない軽妙な描写が不思議なアンバランスさを持って魅力となっている。
 数少ない「エンターテイメント」を知っている作家さんであると思います。

 と言うわけで、オススメ。
 少し前の作品ですが、前二作が未だに文庫化されていないのを見ると、これも結構経ってからされそうです。
 センスの悪いハードカバーほど買うのに躊躇する物はありませんね。

-追記-

 13階段は文庫化されました。

占星術殺人事件

2004年7月22日 読書
ISBN:4061833715 文庫 島田 荘司 講談社 1987/07 ¥750

 40数年に渡って素人探偵達が寄って集って推理しても解けずにいる「梅沢家殺人事件」
 密室中で殺された梅沢家当主「梅沢平吉」の残したメモには、六人の娘達の体を、占星術的に見て優れた一部分だけ切り離し、それを集め縫合し、一つ完璧な肉体を持つ女性作り出す計画が書かれていた。
 その後、娘達は死んだはずの梅沢平吉の描いた計画通りに殺されているのが、次々と発見されていく。
 果たして誰がなんのために。そして、完璧な肉体を持った「人形」はどこに?
(粗筋だけ書くと、清涼院流水の書く小説みたいだ)

 本格ファンの間では聖書と言っても過言ではない完成度の高さは、未だ他に類を見ない。

 常識を少しはずれた探偵、御手洗 潔(みたらい きよし)。
 凡人の助手であり御手洗の数少ない友達、石岡君。彼の書いた小説、という形式で物語は進んでいく。

 ミスリードに、どんでん返しに、とんでもない一大トリック!
 ミステリ好き垂涎の単語や技法がこれでもかと詰め込まれていくる。
 どれも破綻していない綿密さにも、目が回る。
 今回は再読だったのだけれど、最初からこんなにヒントがばらまかれていたのか、と驚いた。本格は二度読めないと言うのは嘘です。読めない人は、本の楽しみ方を知らない人だ。

 そして、今出ている「本格ミステリ」と謳っている本のある程度は偽物だと実感しました(本当に少ないけれど)。
「本格」とは、雰囲気なのです。世界観なのです。
 ズレの無い、確固とした世界観が本格の土台なのです。読者に考える暇もあたえない猛烈さ。
 別にそれは「現実的」というわけでは無く、全てを「許してしまえる」世界観であるわけです。
 だから例えば殊能将之さんの「黒い仏」だって、私の中ではきちんと本格にあてはまります。あのオチは、あの世界観で全て許してしまえる。

 本格だけに限らず、トリックがあればミステリ、恋愛があれば恋愛小説、危険があれば冒険小説、テーマが重ければ社会派、血が出ればホラー、科学用語や宇宙が出ればSF、なんて勘違いが結構ある。
 違うのですよ! 世界観なのです。
 全てを良しとする世界観なんです。読んでいて世界に入れない小説は、ただの妄想の産物だ。

 話変わって、このころの御手洗は能動的で、なにより良く喋って面白いです。
 やっぱりだんだんとシリーズを重ねる事につまらなくなっていった事は否めない。
 おどろおどろしい本格ふうの雰囲気が薄くなっていっている気がします。

 気になった方は、占星術殺人事件→斜め屋敷の犯罪→異邦の騎士→暗闇坂の人食い木(ここで挫折する人がいるかも)→眩暈と読んでみてください。
 ここまでは面白いです。
「上高地の切り裂きジャック」だけは買っちゃいけません。

 さて、明日から「暗闇坂の人食い木」行きます。

歯・戦士

2004年7月21日
 親知らずがにょきにょきと私を侵略しようとやってきた。
 右の奥歯。歯茎をミチミチと切り裂く音を立ててやってくる。
 同時に喉が荒れていて、口の中全体が全ての痛覚を受け入れているようでもある。

 人間とは小さな歯一本の前に、脆くも崩れ去るものなのか。

 日記をさぼっていたわけじゃないんです。
 戦っていたのです。

-追記-

 そんなこんなで、推敲完了。
 ノートパソコンからデスクトップへファイルを送る方法が未だわからず、フロッピーにて移動も完了。
 今週中にはページの方へ掲載しなければ。歯痛が治れば……

 本を読む気力も無いです。

お酒のお話。

2004年7月19日
 友人宅で焼酎の飲み比べをしてきた。

 まずなにやら大きな瓶の「大石」という名前の酒が目の前に注がれる。確か、麦焼酎だった。
 においを嗅いでみると、つーんとするにおい。
 一口飲んでみる。口の中ではじける風味。辛み、刺激。
 うあー、これは個人的に苦手な味だなあ、と正直に感想を述べる。
 聞いてみると、樽製法(ウィスキーなんかと同じ作り方)なので、風味が洋酒っぽいらしい。
 お茶とブランデーを間違えて一気に飲んでから、洋酒が駄目な私にとっては、刺激的すぎた。

 それからラベルを隠されて「これを飲んでみろ」と注がれる。
 また口の中がスパークするんじゃないかしらん、とおそるおそる口に含むと
「マイルド!」
 喉にすぅと通っていき、口の中はお酒の温かさでほのか包まれる。
 これは美味い!
 品名を聞くと「魔王」
 うわ、レアな奴だ。希少性で高値が付く理由もわかります。美味い。

 さらに「天誅」も飲みやすく美味しかった。
 同じ酒造らしい。なるほど。

 そして含み笑いをする友人から「紫美」という酒を出される。
 芋焼酎らしい。
 においを嗅いでみろ、とすすめられて、鼻を近づける。
「うわ! くさ!」
 別に臭気というわけではなく、芋のにおいがそのままする。
 それまでに結構度数の高い謎のお酒も飲まされていたので、結構変な感じで「芋臭気」に笑い続ける。
「焼き芋のにおいがする。なんか輪切りの。目の前にちらつく」
 と自分で言って一人爆笑。
 実際飲んでみて、芋の甘さだとかお酒の刺激だとかで、もう笑うしか無くなる。
「こりゃ芋焼酎だ」と納得。

 そしてそのままカラオケへ連れて行って貰う。
 5時間近くを二人で消化。
 友人の歌う「さくらんぼ」を拝聴する。最後の歌詞にない筈の「fuck!」という締めが妙に合い、私の中での大塚愛の評価がぐんと上がる。
 全国ランキング機能というのを見つけやってみる。
 バンプオブチキンのステージオブザグラウンドを歌ってみるが「3300/14000」という微妙な記録にへこみかける。
 それからバイクで帰宅中、良いメロディが出来そうだったけれど、ギターが無い事を思い出して泣き濡れる。

 今日は、雨が降らなさそうです。

夢を見た

2004年7月18日
 ぴっちさんが色の黒い柳葉敏郎みたいな顔をして「久しぶり」と声をかけてくる夢を見た。

-9月に追記-

 ぎばちゃんでは無かったです。

図鑑

2004年7月17日 音楽
くるり 岸田繁 KONIYANG ジム・オルーク CD ビクターエンタテインメント 2000/01/21 ¥3,045

 私は「くるり」を舐めていた!
 メンバー脱退後の楽曲をテレビで数度聴いただけで、少し知っているふうを装っていた自分が恥ずかしい!

 イントロから惑星作りの流れで、ノックアウト。
 なんてセンスのぶつかり合い。
 ここまで「格好良いドラム」と「格好良いベース」と「格好良いギター」が重なった曲は聴いた事がない。

 マーチのへんちくりんさというか、素直じゃない感じとか、街の猛々しいくせにどこか哀愁がある感じとか、そういう雰囲気作りがとんでもなく巧い。
 なので、ガロンだけは、他人の手が入りすぎている感じで、いまいち好きになれなかったりしますが。
 リミックス前を聞いてみたかった。

 一五曲中、ずきゅんと一四曲が胸を打った、ベストアルバム。
 一曲一曲のこだわりを持つスタンスというのは、素晴らしいです。

ベンチャーズ

2004年7月16日
 ついこの間まで、ベンチャーズを日本のグループサウンズの派生だと思っていました。
 海外の人だったんですね。

 ギター購入計画の一環でYAMAHAの「SGV」シリーズが気になって情報を集めていたら、なにやら「テケテケ」するためのギターだと書いてあありまして。
 その音を使う一例に「ベンチャーズ」が挙げられていて、知った次第であります。

 そうしたら

http://beatpops55.fc2web.com/

 このようなページを発見。ここの「sound source」というコーナーにライブ音源がのっていまして、それを聞いたらもう私の音楽センサーが立方体でぎんぎんございます。

 なんて格好良いんだ。
 テレビのBGMなどでは耳に良く馴染んでいるはずの音楽が、単体で目の前に現れると、古くささなどまるで無く、素晴らしさだけが際だちます。

 こりゃ、CD探さなければ……
 一抱えほどあるコロネ(パン)のぬいぐるみなんて、誰が欲しいんでしょう。
 私が欲しいです。

 で、先日の「トリック先に使われ事件」に続き、ギターが壊れて踏んだり蹴ったりです。

 それでも、島田荘司さんの「占星術殺人事件」が面白い事には変わりありませんね。
 読み終わったら、久々にレビューです。本格論です。

 ちなみに、今までの背景は全て「YOGURT-pooh」のCDジャケットをイメージして配色しています。
 最初の暖色は「八月のエコー」
 次の青色は「乳精」
 今回は「薫風」です。
 どうでも良いですね。

 で、この三色を出してYOGURT-poohはメジャーレーベルと契約を打ち切られたので、次がありません。
 早く新しいCDを出して欲しい……

9割方

2004年7月14日
 推敲完成記念に、ページ全体に黴をはやしてみました。

-追記-

 現在ノートパソコンより。

 今日はショックな事が一つ。
 あるお方の短編集に、松本清張賞で使おうと思っていたトリックというか、手法が使われている事が判明。
 まあ、使い方が少し違うので良いのだけれど、何かショックで、今日は何も手が着かなかった。
 今も溜息は続く。

 推敲も9割で停止中。

 でも一つだけ良い事が。
 ハンドルネームの由来を思い出した。

 ゆずの「種」という曲をバカみたいに聴いていて、その途中で「眉間に皺なんか寄せないで お気楽極楽」という歌詞があった。
 歌詞の中に「眉間」なんて良く入れたもんだ、と感心して使ったのを思い出した。
「そろそろ二十歳なんだからなんて、バッチリスーツに言われても。ぴんときやしねえ」という歌詞に共感していたあの頃。
 二十歳になってみて、この歌詞を二十歳になってから書けるゆずのセンスに脱帽。

黙々と

2004年7月13日
 ネット用のやつを推敲中。80枚くらいになった。
 ブラウザで読める量じゃない事は承知。

 じわじわと松本清張賞用のプロットを組み立ても進行。
 松本清張賞は、ミステリの賞から広義のエンターテイメントの賞へと変わったわけです。
 だったら、作品自体がエンターテイメントになるような作品を送りつけます。

 以上。
 しばらく推敲やらに専念です。

Unreasonableness!

2004年7月12日
 昨日の外人に最後に言った「Unreasonableness!」という言葉。
 エキサイト翻訳で「無理だ」を英訳したつもりだったんですが、今エキサイト翻訳にいれてみると「法外だ!」と出ました。

 通じていたのだろうか……

 で、なにやら関西にいってきました。
 従兄弟のお見舞いです。

 途中高速道路でB氏(昨日の外人とは関係なし)から電話があり、看護婦について――主にナース服について激論を交わす。
 私の近くには父と母と祖母。なんとか「AV」や「ピンクは違う」なんかは避けながら、こちらも答えていく。ある意味頭脳戦。
 ほぼ同意見だ、と心で念じる。

 しかし、顔で看護婦とってるんじゃないか、と言う病院ありますよね。従兄弟が入院している所もそんな所でした。
 途中でこけて何かを折ろうかと考えますが、寸止め。
 実は、家の近くの病院もべっぴんさん揃い。祖母が入院したときに確認済みです。
 どうせなら帰ってから、と変な事を考えつつ、帰宅。

 それから妙にその考えが消えなくて、祖母にさりげなく病院の話を訊いてみる。どうすればあの病棟に入院出来るのか調査した。
 結果「婦人科」という事が判明。
 どうすればいいのでしょう。

 そして、サウンドトラックを少し読んで就寝予定。

< 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索