思うんだけど

2005年9月16日
 自分を卑下する事は、卑下する自分を肯定してる事だよね。卑下する事ってのは、意外に安心感があるのかも知れない。揺るがないし。
 言葉ってのは意味がないようで棲みつくから危険だ。

 関係ないけど、ゆり根を買ってきて食べた。
 マイブーム。
 同時に、なぜかバイト先にチョコボールの差し入れがあったので食べた。チョコボールブームが一瞬来たが、一箱食べ終わる頃には終了していた。
 でも、美味かった。
RIP SLYME CD ワーナーミュージック・ジャパン 2005/08/31 ¥3,000

 もともと、そんなに音に関しては嫌いじゃなかったリップスライム。
 知らないアーティストはベスト版からはいっちまえの精神で借りて聞いてみました。

 ヒップホップに対する苦手意識は抜けきらなかったけれど、JOINTやONEのメロディラインは、確かに綺麗なのだなと認める。
 それから聞き込んでみると、音がやっぱり面白い。こんなファンキーな音だったのかと涎が垂れる。
 特にFUNKASTICのホーンとベースは、うねり飛びすぎ。

 ようは、センスが良いのだな。
 でも、PES以外に魅力を感じられない。
 また酔いつぶれて、色々言わないでおこうと思った事がぽろりしました。
 ちなみに、本当にでかくはないです。

 申し訳なかったり有り難かったり、有り難かったり。
 なかなかこんな良いやつは居ないぴっちさんを、どうか応援よろしくお願い致します。
 S女史からリップスライムのベストアルバムとm-floの新譜を借りた。
 ヒップホップは苦手だけれど、森広隆とセッションしていたりして、リップスライムはそれほど苦手意識が薄かった。少し楽しみにする。m-floはカヒミカリィが唄っているらしいので、単純に楽しみ。

 で、家に帰りさっそく聞こうと思ってCDを開いた。
 無い。
 どっちもCD本体が無い。
 これで彼女の家のプレイヤーが、3CDチェンジャーである事を察するのである。

しゃばだばだ!

2005年9月4日
 瀬名秀明さんの新刊「デカルトの密室」が出ましたね。
 ちらりと最初の方だけ読む。
 面白い、としか言いようがない。
 でも、テーマや考察は深く掘り下げているのだけど、ストーリーや「小説」としての見せ方が定型過ぎる気がしないでも無い。
 どう物語が流れていくのか、今から楽しみだ。

ドラマティック

2005年8月31日
 ドラマティック。

 さてさて、テストが終わりました。意外に簡単でしたが、まあ勉強するのが目的で学校に通った身としては、なかなか充足的な毎日でした。
 科学がややこしいけど、面白いね。
 同僚が専攻しているので、本気で教えて貰おうかと考える。
 しかし、理科総合という科目のため、今後は物理に移行するそうだ。死ぬ。絶対に死ぬ。

 バイトは失敗が無くなってきました。あっても、まあ仕方ない、次からは、と思える余裕が出てきました。

 きっと、順調なのです。

初期の東京60WATTS

2005年8月29日 音楽
東京60WATTS CD 東芝EMI 2004/06/09 ¥1,500

 収録曲「昇天」だけでも、1500円の価値は十分ある。
 他の曲もきちんと魂がこもっていて素敵。
 じっくり、秋に聴きたい曲達。

 しかし、昇天はまずい。
 こんな素敵な曲があっていいんだろうか。
 疾走感と倦怠感が同時に味わえるなんて思わなかった。
 飛び跳ねるピアノと、えろく絡むギターが原因なんだろうか。
 たまらない。
 学校の試験が終了しました。
 寝てない自慢はやめましょう。しかし、今から仕事という事実だけは覆せない。

 倒れたら優しく包んでください。
 餃子の皮で。

バトン、夢の話

2005年8月27日
Q,1 小さい頃に何になりたかった?

 おもちゃ屋さん。
 小さな頃、おもちゃ屋さんが、発売前のクロノトリガーをやっているのを見て、もう絶対なってやると思っていました。

Q.2 Q.1の夢は叶いましたか?

 さすがに……
 ゲームにも興味がそろそろ無くなってきましたし、現実問題、少子化の昨今おもちゃ屋を新たに開く勇気はありませんとも。

Q.3 現在の夢は?

 文章で食べては行きたい。
 でも、ゆっくりと静かに人生を普通に全うするのも、幸せなんじゃないかと思えてきました。
 しかし、根底にあるものは、まだ醒めないのでしばらくはやります。いや、ずっとやってるかも。結局。

Q.4 宝くじで3億円当たったらどうしますか?(熱く語ってくださいw)

 1億円は自分のために。あとの一億は両親に。
 あとの一億はお世話になった人たちへ、お金で解決する何かのために。
 余った金は、飲み会(兼食費)の資金に。

Q.5 あなたにとっての夢のような世界とはどんなものですか?

 中村一義が唄ってますね。
「全ての人たちに足りないのは、ほんの少しの博愛たる気持ち、なんじゃないかな?
 ああ、全てが人並みに。ああ、全てが幸せに。この幼稚な気持ちが、永遠でありますように」

 何も通じない人間を、実際に何度か見た事があるので、この世界が不安で仕方ない。
 少しの軋轢は良いんだ。漠然とした言葉だけど「個性」ってのは面白いから。
 でも「足りない」人間が居る。もし周りの人間がそれで傷ついたら、と思うと不安で仕方ない。
 泣きたくなるぐらい。

Q.6 昨晩見た夢は何ですか?

 なんも見なかったです。覚えてない、と言うべきなのかな。 
ISBN:4061823426 新書 西尾 維新 講談社 2003/11 ¥924

 壊れてる。

 お兄ちゃんお兄ちゃん言い過ぎで、ほかにも狙いすぎなキャラ造形。青の炎を思いだした。
 病院坂黒猫って名前はどうなんだろう。ブルマーが似合うとか平然と書くセンスもどうなんだ。ありなのか。ありだ。
 と思いつつ、まるでミステリらしくなく進みながらロジカルな解決を見せる様子に唖然としつつ、最終的な「オチ」に愕然とする。
 これは凄い終わり方だ。最近読んだ本の中では一番終わり方が素晴らしい。

 この人にしか書けない、と言うのがあれば、これは当てはまるんだと思う。
 でもやっぱり、生理的にどうなんだろう、と思うところもあるけど。
 そう言うのが苦手じゃない人にはおすすめ。

のろけ話

2005年8月24日
 のろけ話について、同僚に意見を訊いてみた。
「する?」
「しない」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
「訊かれても?」
「訊かれたら答える、……かも。いや、言わないかな」
「やっぱり恥ずかしいから?」
「恥ずかしい」
「言わなきゃ股間を揉むって言われたらどうする?」
「それは言う」
「やっぱか」

 半分実話。それが後半だから、たちが悪い。
 ちなみに、俺は昔から聞くのが好きというレアケースです。
 文章だと嫌だけど。

維新維新

2005年8月22日
 昨日のあれはきっと下心じゃない!
 こんにちは。

 現在、友人に借りて西尾維新を初体験中です。
 久々の講談社ノベルス。
 これは、狙っているのか、それとも狙ってないのか、とどきどきしながら読んでいます。最後に色々な意味であっと言わせて欲しいです。
 にしては、前ふりが長いような気もしますが……

 そういえば、ラスマンチャス通信の平山瑞穂さんの新刊はまだなのかな。
 最近では、一番面白かった本だけに読みたい。
■Q1■あなたは何フェチ?

 ストライプのソックスフェチ。
 色は黒と紫や白とピンクなどどぎついものほど素晴らしい。

■Q2■異性を見る時、まず何処を見る?

 漠然と全体像。目を見て話されると目をそらします。
 だから、次の日には顔を忘れていたりする。

■Q3■最近プッシュ出来る部位は?

 左足。冗談で脱毛したら、生えてきません。

■Q4■異性の好きな部位5つ

 ほっぺ>手>口>耳>目

 口ってうとうと思ったら、栗って出たのに驚きです。
 

■Q5■フェチを感じる衣装は?

 時々街で見かけるゴスロリ衣装。嫌いじゃない。
 フェチともまた違うか……
 いかにもな個性。面白い。

■Q6■バトンを渡す5人

 五人も友達がいません。

味なんかしなかった

2005年8月19日
 帰省終了。
 千葉のほうがやはり気持ちが落ち着く。
 と言うより、名古屋に居た時の状況が状況だったので、それを思いだすととても嫌な気持ちになるからかも知れない。
 リラックスという意味では、名古屋が一番か。

 帰宅すると、唐突に足があった。
 おののくと、K女史の足である事が解る。俺の部屋が涼しいらしい。そういえば、寝ても良いと許可した事を思いだす。

 その後、S女史と飯を食べて、パンチサワーとウコンチュについて盛り上がる。
「パンチサワーってなんだろう」
「パンチパーマのやつが、ちらっと髪を見せて持ってくる炭酸割りじゃない? サービス料込み」
「ウコンチュはウコンのチューハイ?」
「じゃあなんでウーロンハイはウーロンチュじゃないんだろう」
「ウーロン茶を噛んだみたいになるからじゃない」
「注文の時、確認が必要だね」
「何回も確認されると、ウーロン茶で良いですって言いそう」
「言いそう」
 今考えると、言わない。
 ちなみにパンチサワーはデカビタ割でした。
 ウコン茶もありました。

 帰宅後、K女史からささやかなプレゼントを頂く。こちらの性格を読まれている。
 なんだかんだで四ヶ月間、ほぼ毎日濃い話を続けてれば、或る程度解ってくるのか。それか、おれが分かりやすいだけなのか。

春風

2005年8月17日 音楽
くるり 岸田繁 LABCRY CD ビクターエンタテインメント 2000/04/05 ¥1,260

 歌詞をすべて書き出したいくらい、言葉の選び方、運び方が好きです。
 メロディの切なさも巧い。
 二番目のAメロが逆再生に乗る辺りがとても「くるり」らしくて面白い。

「遠く汽車の窓辺からは、春風も見えるでしょう。
 ここで涙が出ないのも、幸せの一つなんです」

 別れの歌、涙。この二つのテーマをここまで優しく内包出来るなんて。
 たまらないです。
 アルバムに収録されていない曲なので、ちょっとレアです。
ISBN:4488017185 単行本(ソフトカバー) 米澤 穂信 東京創元社 2005/07/21 ¥1,680

 犬探し専門の探偵を始めた男の元に舞い込んだ最初の依頼は、失踪した女性を捜すという、なんとも探偵らしいものだった。

 今まで学生ばかりが主人公だった米澤穂信さんのお話。今回は社会人(しかもかなり特殊な経緯を持った)で、少々印象が変わってきます。
 浮ついていた硬筆な文章がしっかりとマッチしている。とはいえ、あの浮ついた感じが好きだった者としては、少し物足りなくもあったりするけれど。

 本は結構分厚いのだけれど、読み進めていくと、短編を読んで居るみたいにテンポが良い。読了感もそんな感じ。
 別々に見えていた事が一つに結ぶ、と言うミステリ的醍醐味も成功していると思う。

 ラストも、米澤穂信らしい終わらせ方。「さよなら妖精」で慣れていたので良かったけど、もし古典部のみを読み進めていたらこれには驚いたかも知れない。

 何か読みたいな、と思えばまずおすすめしますが、ちょっと地味かも知れない。

21歳にして

2005年8月8日
 ようやくパスワードを思いだし、ログインできました。
 本を色々読んでいるのでまた、ちまちま書評をアップしていきましょう。

 人に渡すために、昔書いた「硝子の向こう」というお話を推敲してました。
 久々に読むと拙いところがやはり目立つ。けど、やっぱ自分で言うのも何だが、結構面白い。
 これ以上の物が今書けるのか、情けないけどちょっと困った。

 さて、もうすぐ夏休み期間も終わります。
 試験です。怖いですよ。絶対赤点なのでしょう。絶対。
 でもまあ、少しは頑張ります。頑張らないで落ち込むのはただの馬鹿っぽいし。

MISSING

2005年7月20日 読書
ISBN:4575508039 文庫 本多 孝好 双葉社 2001/11 ¥630

 いやあ、話題にはなっていたのだけれど、どうせ村上春樹やら、その辺の洒脱な感じの文章で、ちょっとミステリを味付けしただけなんだろう、と思っていたのに、これは面白い。

 伊坂幸太郎さんのように、文章が軽妙でいて洒脱なのは確かなのだけれど、ちゃんと地に足がついている(伊坂幸太郎さんだと、浮ついている。それが良い)。
 謎は「推測」が多くて、カタルシスが少ないと言えば少ないけど、嫌な感じはしない。終わらせ方も巧いんだろうな、きっと。

 でも、英語タイトルの本はやっぱ苦手なんだよなあ。
ISBN:4198616957 単行本 三島 浩司 徳間書店 2003/06/19 ¥1,995

 突如日本を取り囲み始めたゲル状の物体「悪環」
 それにより発生した病気により、日本は壊滅状態。
 日本は鎖国状態に陥る。その中で生きる「孤児」達。

 こういう、絶望的な状況なのに、さらっとした物語は結構好き。
 なるほど「ただならぬ熱気」を孕んだ作品だと思う。
 全然SFっぽくないけど。

 SFっぽい描写より、何気ない日常の描写が面白かったのは、或る意味問題だ。この人、小説すばるとかで書いたら売れるんじゃ無かろうか?
 集英社さん、無名なうちに買ってしまえ!

ばとぅん

2005年7月19日
 一ヶ月近く放置してたので気づきませんでした。繭さん申し訳ない。

 なにやら面白そうなので、いまさらチャレンジ。

・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 1.2gb
 音楽は、アルバム単位で聴き通すのが好きなので、ipod用にしかインポートしてないんだよね。

・Song playing right now (今聞いている曲)

 WORLD’S END SUPERNOVA/くるり
 最近はくるりばっか。映像集を借りたりして、はまっていきます。
 根底にあるセンスの色濃さが堪らなく好き。

・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの/fra-foa

 テレビで見かけて、号泣した。名曲、だと思うんだけどあんまり周りでは賛同が得られない。これは、創作に心血を注いでる人にほど響くのかも知れないなあ。
 生きていて良い、と言う単純なメッセージをここまで激しく唄ってる歌も無い。

夕凪ブルース/YOGURT-pooh

 バンドってのは、格好良い兄ちゃん達が、格好良い衣装を着て、格好良い音を、ストリングスを混ぜたりして演るもんだと思ってた私の常識を打ち砕いた。
 ギョリギョリ言うギターに、クラッシュシンバルの激しい音。眼鏡にポロシャツ姿のギターボーカル。PVでは変な動きを繰り返す。でも、格好良い。何だろうこの格好良さは!
 眼鏡バンドの原点ここにあり。

今夜はブギーバック/小沢健二

 辿々しい英語に、少ない音色、途中のラップ。
 でも聴いてる内に妙に頭にこびりついてくる。何だろうこの変な感じは、変な感じは! と思う内に大好きな曲に。
 しかし、小沢健二のアルバム「eclectic」で「今夜はブギーバック/あの大きな心」のヴァージョンを聴いて納得する。この曲、メロディが踊ってる。

メロウ/椎名林檎

 ロックなオーケストラ。大音量で聴くと涙が出てくる。戸谷さんのギターは素晴らしい。どのバンドにもコピーは出来ない。出来ても、なぞるだけだ。
「ああ、蔑んでくれ」と叫ぶように唄う椎名林檎も格好良いなあ。
 絶対にもうライヴで見られないだけに、CDが宝物である。

壊れた魚/COIL

 0・10と言うアルバムでも、なぜかこの曲だけ浮ついている。
 簡単なリズムトラックに、繰り返すギターリフ。意味深な歌詞。面妖である。
 途中に入る激しい、爆発したみたいなギターソロがこの曲の中核なんじゃないかと思うんだ。

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