同僚から四国のおみやげを貰う。
 麺棒付き切れてないうどん!
 自分で伸ばして、包丁で切って茹でろってことらしい。

「衝動買いして、あとであげる人を決めた」

 嬉しいような嬉しくないような。

障害者マーク

2006年3月7日
 なにやら、障害者専用の駐車場スペースに、障害者マークをつけた健常者の車が停まって苦情が出てる、との事。
 有事である。非情な事態である。

 まあ、それは解決してほしいのだけど、個人的に思う事。

 障害者用のトイレに入っちゃうのは駄目?

 最近、仕事前にトイレ代わりに使っているスーパーがあるのだけれど、そこで便器が埋まっている時、つい障害者用のところに入ってしまう。
 あれって「どなたでもご使用になれます」ってあるから、使っても良いもんだと思っていたのだけれど、やっぱりいけない事なんだろうか。

 障害者の人にとってはそこが唯一の拠り所なのだろうから、やっぱり占拠してちゃまずいよなあ、と思いつつも、私のお腹はマックスで。
 トイレを我慢するのが苦手な俺としては使ってしまうのです。

 悪だな、やっぱり。これは。

 反省します。
ISBN:4061820338 新書 京極 夏彦 講談社 1998/09 ¥1,334

 読了!
 模倣犯以来の大長編。
 支度の方が短編集の体をとっていたので、読みやすかったと言えば読みやすかったけれど。

 前作同様、このシリーズは京極夏彦に翻弄されるのが面白いのであって、本格ミステリとして読むと「んなのわからねえよ!」ってなっちゃうのだけれど、今回はそれがとびきり。
 無茶だ。
 催眠術や洗脳で記憶を改竄するってなってくると、もうなんでもアリになっちゃう気がするし。いかがなものか。

 キャラクタの魅力以外、今回はぐっとくるものが無かった(或る意味ねらいかも知れないけど)。これだけ長いと、テーマを提示しているのに、それを読み解くのがしんどくなるし。
 とはいえ、やっぱり面白いのだよなあ。

 おいしいコーヒーの入れ方に続き、シリーズマジックにかかってしまった。
 5時間、フル稼働。週六日。
 しんどいなあ。早く新しいバイト入ってくれないかなあ。

 可愛い女の子が良い。個人的な事ではなく、お店に花が無い現状、それぐらい望んでも良いはずだ。
 その子が小食ならなおのこと良い。食べられない賄いを貰えるから。

 どうでも良いけれど、俺の脇毛、ちょっと茶髪だった。

聞き返す2

2006年2月28日
 まあ、mp3できくのを止めたから、必然的に聞き返す事にはなっちゃうのです。
 で、今日は椎名林檎。東京事変以前の音源を聞き流していました。

 勝訴ストリップ、無罪モラトリアム、下克上エクスタシーと見ていて、なんか良く分からないけど個人的につまらなかった。
 あんなにはまったのに、ぜんぜんピンと来ない。
 俺、椎名林檎を好きではなくなったのか! と良く分からない危惧をしたのだけれど、発育ステータスを見てゾクッとして、絶頂集の天才プレパラートを聴いて再びゾクッとする。
 わかった! 虐待グリコゲンが好きじゃないんだ。

 東京事変も「大人」はあまりピンとこなかったのだけれど、教育は大好きなのです。
 うーん?
 考えてみると、東京事変の何が好きかと言えば、あの脇役に徹しすぎて、でもそのうちに我慢しきれずあふれるような音のギターと、狂って踊る(踊り狂うではなく)ピアノが好きだったのです。
 どっちも脱退しちゃったんだった。

 こう考えていくと、どうも俺は椎名林檎が好きなんじゃ無いのではと思ってしまう。
 いや違う!
 たぶん、実験的な椎名林檎が好きなのかも知れない。
 だから、カルキ云々も結構好き。
 端正にまとまりすぎている音より、どっか学園祭的なノリのほうが良いのか。
 いやそれも違うなあ。

 たぶん、赤色が好きだけど、ボーダーのシャツに赤色が入っているからってそれが必ずしも好きではない……?
 うーん。

 まあでも、とにかく天才プレパラートをもう一度結成して欲しい。
 ART-SCHOOLの「SONIK DEAD KIDS」を聞き返す。
 なんて荒い音。なんて荒いアレンジ。なんて荒い演奏。
 それでも斜陽は名曲だなあ。6年前の作品とは思えないし、6年前とスタンスが変わっていないのも凄い。
 昔の方が良い、とかは思わない。

 でも、今のART-SCHOOLはなんか苦手なんだよなあ。
 HUSKING BEEと同じ道を辿らなければいいけれど。

フィールドワーク

2006年2月24日
 1年前から書きたかったフィールド/ワークと言うお話を、ようやく暇が出来て書き上げる。
 謎の少女とお店のウェブカメラ体験コーナーで出会った、友達から浮気調査を依頼された女性のお話。
 ミステリ風。
 まあ、100枚程度の短編なんだけれど……
 オール讀物推理新人賞に応募予定。校正後の枚数によるけど。

 さて、次は一緒に本を出そうと言ってくださる方がいるので、それに向けてえげつないお話を考えなければ。
ISBN:4062735350 文庫 京極 夏彦 講談社 2002/09 ¥1,360

 ふはー。
 凄い凄い。
 偶然とも思える策略が、放射状にのび集積(と言うより縦横に張り巡ら)されて事件となり、その中央に居る人物をぼやかす。
 さらに、登場人物全てがパーツであるような構成。
 各々の物語だけでも一つ小説が成り立つのに……
 長大にもなりますわ。

 第一に、キャラクタ小説として、一人一人がたっている事が凄い。
 第二に、ミステリとしてここまで大がかりな事をやってしまった事が凄い。
 第三に、それが成功している事が、とんでもなく凄い。
 普通なら、安易なオチで終わらせられるような部分も、あえてそれを避けるようにおとしている。物語はどんどんおかしな方向へ複雑化して行ってるのに、見事にまとまってしまう。
 まあ、少し登場人物の頭が良すぎないか、とか思っちゃうけれど、それはそれ。キャラクタがたっているからいいのです。

 これで直木賞取れなかったんだから、よくわからない。
 まあ、シリーズ通して(と言うか初期の作品)の登場人物まで持ち出す周到さなのだから、仕方ないか。

 骨がおれますが、第一作から読んでいくと吉です。
 おすすめ。

 今川が好き。

-追記-

 ちなみに京極さんは本のデザインから手がけているので、次のページに文章が続かないような、そんな丁寧な段落になってるのです。
 1000ページ近くある物語も、比較的そのおかげなのか楽に読めます。

スターラスター

2006年2月19日 音楽
THE BABYS CD インディペンデントレーベル 2005/12/07 ¥2,500

 不可思議なコード感で、ばりばりと踊れるビートが揺れてます。
 意味わかんないけど、聞き直したらそんな言葉が浮かぶくらいに、雰囲気が良い事に気づく。
 惜しむらくは音のバランスとエフェクトのかけ方がちぐはぐで、時々曲の雰囲気を台無しにしている事。
 ねらいなのか、出来ていないのか判然としない分、よけいもやもやする。

 それでも、捨て曲無しの名盤だとは思うのです。
 人によっては。本当に、人によっては……
 俺は結構好きになってきましたよ。

 voの水谷さんは、下北沢の居酒屋で働いているらしいです。

死ねとは言うな

2006年2月17日
 それだけで一線を越えるぞ。

 他人を傷つけるのは言葉や態度だけど、自分を傷つけるのにその二つは必要ないのだね。
 そう考えると、自分に死ねって「思う」事は結構多いな、と考える。他人に向けて言うのと同じぐらい馬鹿らしい事かも知れん。
 まあ、全部に整合性を持ち合わせて、自分と他人をきっちりわけて考えるなんて無理だけどさ。

 でもだ。
 他人の事ばっか考えて自分の事を考えないのは、他人の事を考えていないのと同じぐらい愚かしい事かも知れん。
 それが性分だって言うなら、性分ってのは病だね。
 言い訳だ。
 とは辛辣に過ぎるか。

 今の自分は今の自分がもっている言葉で出来上がっているわけで、それを否定しても始まらないからなあ。
 ややこしいんだ、とにかく。ニュートラルな人間ってのも気持ち悪いし。
 何をもって自分への言葉を素直に受け入れるか。

 うまいこと生きられるかなあ。

さてどうする

2006年2月16日
 お店のお客さんからチヨコレイトを頂く。
 まあ、こういう事もあるんだなあ、と思っているとなかに手紙が。メールアドレスが書いてある。
 こういう場合、接客としてどう対応すればいいのだろう。

 その前に、色々返さなきゃいけないメールがあった事を思い出す。
 このところ、メール無精がひどくなってきた。
 おまちくだされ!

二人称が好きだ

2006年2月13日
 名前を呼ぶのが苦手です。
 名字にさん付けがギリギリ。よほど親しくて、ようやく名字を呼び捨て。名前を呼び捨ては出来ない。

 ので、二人称が比較的なじみます。
 とはいえ、上のような性格なので「おまえ」って言う二人称は嫌い。俺は「あなた」とか「君」というのを使います。
 特に「君」という二人称には特別に思い入れがある。

 伊集院さんがお父さんに呼ばれていた二人称も「君」だし、歌詞が誰かを唄う時も「君」だし、中性的でちょっと美しいとすら思うのです。「君」っていう二人称は特別だ。

 僕、と俺の一人称を使い分ける人は腹黒いと思う。何となく。
 何気なく使ってる人称って、意外に深いと思うのだ。

ちおびた

2006年2月12日
 焼き鳥を大量に食す。
 鳥皮大好き。

 もし俺がジャニーズだったら、明日には大量の鳥皮が送られてくるだろう。
 意味のない前提は、本当に意味がないな。

ストイックに脱水

2006年2月11日
 インフルでした。なんか新しい過去形の使い方だ。

 ぶっ倒れて、トイレに行くのも面倒で、何かを食べるなんてもってのほかな中、うどんを作りに来て貰う。惚れちゃうね。

 こう言う時、風邪用の料理が出来ると胸キュン率が高いのか、と納得する。
 俺の出来る料理は、角煮やら天ぷらやらグリーンアスパラやら炒め物やら、健康な人でももたれるようなもんばっかだ。
 お粥の作り方くらい勉強しておこう。胸キュン率を高めよう。

 その間に、鉄鼠の檻を読了する。長く、途中が面白かった割に尻つぼみな感がぬぐえない。

お金がない

2006年2月3日
 織田裕二が出てきそうです。
 今月は何とか二万円で全てを乗り切らなければ。

 なので、本も今持っているのを再読です。
 しかも名古屋に大半を置いてきているので、選択肢は少ない。
 うーむ、と悩む。

 ので、読むだろうと思って持ってきていた「鉄鼠の檻」を読書中。
 分厚すぎて読む気がせず、未読だった。
 現在三百ページを読んだというのに、時間で言えば二日目、事件で言うと序盤。
 どうやったらこんだけ長くできるんだろう。
 でも、それほど冗長に感じないから、やはり凄いのだろうなあ。

 これを読み終わったら久世光彦さんの「渚にて」を再読しよう。
 おっぱいの本。

radwimps

2006年1月30日
 っていうバンドの「25コ目の染色体」という曲がなかなか良かったのです。
 歌詞がなかなかほんわかと暖かいラブソングで。

「いつか生まれる二人の命、その時がきたらどうか君にそっくりなベイビーであってほしい。無理承知で100%君の遺伝子伝わりますように。俺にはこれっぽっちも似ていませんように。寝る前に毎晩手を合わせるんだ。そんな事を言うと君は僕に似て欲しいなんて言うの」

 アコースティックとエレキの轟音に載せて、まくし立てるようなこの台詞にキュンときつつ、音楽雑誌を眺めていたら、radwmpsのインタビューを発見した。
 この曲について語っていたので、ちょっと気になって読んでみる。

「僕のラブソングはいつも同じ人をテーマにしてます」

 創作だったら素敵にキュンとするような歌詞も、こんな一言でのろけに変わる。気をつけよう。

獣の夢

2006年1月27日 読書
ISBN:4043464045 文庫 中井 拓志 角川書店 2006/01 ¥540

 相変わらず、角川ホラー文庫の装丁はいまいち。

 で、久々の中井拓志さんの新作。
 9年前、事故で死亡した同級生を、子供たちがばらばらにすると言う事件が起きました。同様の事が9年後、おこっちゃうのです。

 と言うような話。
 アリスが出た時のインタビューで「次は夢のお話です」というような事を言っていたけれど、まるで違うじゃないか。これは「言葉」のお話。
 情報によって犯罪が流布される。犯罪の伝播性。シルバー事件みたいで、そう言うのは好きなのだけれど、いかんせんスケールが小さい上に、文章もテンポが悪い。無理矢理な感じがした。

 テーマとしてはアリスよりも分かりやすくて好きなんだけどなあ。
 でも、また何年後かに新刊が出たら喜々として買ってしまうのだろう魅力を持つ作家さん。

歯が痛い

2006年1月22日
 そのままです。歯が痛くて眠れません。明日は用事があるっていうのに。
 月曜になったらば、やく10年ぶりの歯医者へと直行なのです。

 眠い・・
 けどねれない。

 三点リーダも、変換もめんどいくらいしんどいくらい、痛い。

 日記っぽい。

夢のカルテ

2006年1月17日 読書
ISBN:4048736493 単行本 阪上 仁志 角川書店 2005/11/30 ¥1,365

 なんか、装丁がおかしい。本が歪むんですけど。
 何件か本屋を巡ったけれど、全部そんな感じだったので、乱丁? とも思ったけど、どうなんだろ。
 ソフトカバーみたいなハードカバー。

 内容は、連作短編が重なって出来る中編という感じ。
 ボリューム的には長編と言ってもおかしくないのだけれど、読後感が柔らかくて、中編くらいのボリュームに感じるのです。

 夢の中に入れる女性がカウンセリングルームを開業していて、そこに不眠症で訪れた刑事。二人の恋愛模様を描きつつ、刑事事件に関わる出来事を、女性がその特異な能力をよういて解き明かす。

 あえてカテゴライズするなら、ミステリですね。
 しかし、しっかり腰を据えているテーマは恋愛なので、どちらに振り分けるかちょっと迷ってしまう。
 そのどちらの面から見ても質が高くて面白いのですが。

 エンターテイメントの作り方を熟知した著者ならではの運び方は、もう美しすぎます。

アンテナ

2006年1月17日 音楽
くるり CD ビクターエンタテインメント 2005/09/22

 期間限定で1980円だったので購入。
 年末にロックンロールのライヴ映像を見てしびれてしまった。

 小難しい音楽をやる人たちというイメージが、NIKKIで払拭されたせいか、比較的気軽に聞けた。
 そのせいか、えらくポップにも聞こえた。なにより、ギターがエロい。いや、艶っぽい。
 NIKKIの時にも思ったけど、大村氏のギターは大人だ。アダルツだ。こんなアダルトなギターは戸谷誠さん以来。
 花の水鉄砲のギターなんか、胸がキュンとなる。

 メロディは「バンドワゴン」
 演奏は「How To Go」が一番好き。「黒い扉」も八分間を長く感じさせない構成が素敵。
 なんだかんだで、さよならストレンジャー以外全てのアルバムを聴いたけれど、このアンテナが一番しっくりくる気がしてしまう。
 聴くなら「NIKKI」か「図鑑」だけれど。

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