ISBN:4167110105 文庫 東野 圭吾 文藝春秋 2006/02 ¥520

 子供の中学受験合宿に同行した親の一人、並木。彼の愛人が合宿先で妻に殺されてしまう。
 事件を無かったことにしちまおうぜ! って合宿に一緒に来ていたみんながいうから従うけど……
 みたいなお話。

 基本的に流し読む人なので、登場人物がいきなりいっぱいでてくると、誰が誰だったかなぁ、という感じです。最後までそれは続いた(俺がばかだからだ)けど、これは面白かった。ラスト、本格ミステリといわれるものの持つカタルシスを確実に感じた。

 でも、なんか冷静に考えると、無駄な部分というか、もう少し長くして掘り下げるべきなんじゃないかなあ、と思う部分があるようなないような。
 読後の満足感はとてもあるので、そこがとてもマイナスかというと、そうでもないっちゃあ、そうでもないし。

 長距離移動や、通勤通学にはもってこいです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索