永遠なるもの

2006年5月19日
 バイト終わりの電車で、マブイスケをつれた男性が乗ってきた。
 もう、本当まぶい。さらに、その男性もいい男なのだ。最近の若い男というより、柔和な雰囲気を持って、いい男なのだ。
 こういうカップルは見ていて気持ちいいので、ちらちら観察していた。
 すると、席が一つあいたので、彼女を座らせる。その前に彼氏さんが立ってにこにことしている。
 良い。気持ちがよろしいよ。んで、何か会話するのかなー、と思っていると、彼女さんおもむろに手を胸の辺りまで上げる。

 手話だ。
 口を小さく開きながら、笑顔で手を小刻みに動かす。男性はそれに破顔しながら、こちらは普通に口で答えている。たぶん彼女の方は読唇が出来るのだろう。
 なんか、わからないけど胸がキュチっとなる。リコーダーの笛の部分を回す時みたいな音の気持ちになる(きっちょむ)。

 そうだよ、幸せにならないといけない。
 障害があっても、あの二人は電車の中で一番幸せそうだったよ。
 幸せにしなきゃならんぞ、柔和ないい男よ!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索