ショッピングセンター・ストーリー
2004年10月12日 エンターテイメントとは何か、とずっと考えていた。
ジャンルか? 小説でも、エンターテイメント小説なんて言われる物がある。
でも、何か違う。
エンターテイメントって、受動的な物ではない。そんな気がしていた。
だからこそ、発信できる「blog」が人気になったのだろうし、そこからエンターテイ
ナーが生まれている。
して、
ショッピングセンターを舞台にした小説を書こうかな。
H女史と話していて切っ掛けを掴み、私は頭の中にプロットを組み立てていた。
まず考えたのは、何人かの無職の人間がショッピングセンターに入り浸って繰り広げる
物語、というものだった。
中心人物とは無関係な、様々な人たちが少しずつ関わって、一つの物語が出来ていく。
小説のイメージはそんな感じ。
で、ふと気づいた。
その無関係な人々にも、ストーリーはあるだろうし、その無関係な人々と無関係な人々
にだって、ストーリーがあっても良い。
この繋がりって「blog」と似てないか?
そんな感じで思考を発展。think! think! think!
-----
一つ舞台を用意する。それはもちろんショッピングセンター。
まず、主催者が一つ物語を用意する。日曜日から一週間の、小さな物語。主要な登場人
物は少数。
これが「素」
その一週間のストーリーの間に、登場人物たちが、少しだけ触れる「無関係な人々」
に、ユーザーが「トラックバック」する。
「トラックバック」したユーザーは、その「無関係な人々」のストーリーを書き上げる。
その無関係な人々の物語に出てくる、無関係な人を、また誰かがトラックバックする。
違うユーザーが同じ人物を書いても良い。パラレルワールドだってありだ。
一週間を使い切ってしまったら、新たな一週間を作っても良い。そうして年月を重ねて
いくのも乙だ。
人が少なくなればショッピングセンターは閉店するだろうさ。
ここまで考えて、色々アイディアが出てくる。
例えば、解決のないミステリ的なお話を誰かが書くとする。
その答えが分かった(または辻褄の合う話を考えついた)ユーザーは、トラックバック
して、探偵役を作り解決しても良いし、その事件解決のヒントとなるような目撃者を作り
出しても良い。
もし大きく外れた解答でも、そこからまた新たな物語が生まれるかも知れない。
しかし、これじゃあ「小説」を書く人間しか「エンターテイメント」を感じられない
じゃないか、と気づく。
でも、すぐに解決。
小説が、ネタを振ってあげればいい。店内に流れている音楽を描写したりすれば、それ
にトラックバックして誰かが音楽を作ればいい。
ポスターを描写すれば、誰かが書いてくれるかも知れない。
漫画でだって良いはずだ。
詩だって。写真だって。ラジオだって。漫才だって。
これって、最高のエンターテイメントじゃない?
------
運営は、広告費とユーザーからの寄付金ですればいい。
この寄付金が貯まるとショッピングセンターに新たな施設が出来たりすれば面白い。
維持費、というわけだ。これが無くなると、ショッピングセンターは閉店となるし、
サービス(サーバー管理)が悪くなる(笑)
また、有料でショッピングセンターの専門店街に店を出す事が出来たりしても良い。そ
の店の日常を書き出しても面白い。バイトを雇ったりね(もちろんそのバイトにだって誰
かがトラックバックしてストーリーが出来る)。
ユーザー間で金銭が動いても面白い。
音楽を買ったり、絵を買ったり。それも一〇円とかそのくらいで。規模が大きくなれ
ば、ちりも積もれば山となるじゃない?
一〇円をケチって違法に手に入れようとする人間も居ないだろう。
(もちろん、自分も創作物を作り出せば収入として入ってくる)
巧い(好きな)文章を書く人間に、金を渡してトラックバックを頼んだりするのも良い
ね。
(もちろん数パーセントは運営者に入るようにしなければね)
チュンソフトさん、街2として、どうだ!
受動的ではなく「能動的MMORPG」
なんてね。
ジャンルか? 小説でも、エンターテイメント小説なんて言われる物がある。
でも、何か違う。
エンターテイメントって、受動的な物ではない。そんな気がしていた。
だからこそ、発信できる「blog」が人気になったのだろうし、そこからエンターテイ
ナーが生まれている。
して、
ショッピングセンターを舞台にした小説を書こうかな。
H女史と話していて切っ掛けを掴み、私は頭の中にプロットを組み立てていた。
まず考えたのは、何人かの無職の人間がショッピングセンターに入り浸って繰り広げる
物語、というものだった。
中心人物とは無関係な、様々な人たちが少しずつ関わって、一つの物語が出来ていく。
小説のイメージはそんな感じ。
で、ふと気づいた。
その無関係な人々にも、ストーリーはあるだろうし、その無関係な人々と無関係な人々
にだって、ストーリーがあっても良い。
この繋がりって「blog」と似てないか?
そんな感じで思考を発展。think! think! think!
-----
一つ舞台を用意する。それはもちろんショッピングセンター。
まず、主催者が一つ物語を用意する。日曜日から一週間の、小さな物語。主要な登場人
物は少数。
これが「素」
その一週間のストーリーの間に、登場人物たちが、少しだけ触れる「無関係な人々」
に、ユーザーが「トラックバック」する。
「トラックバック」したユーザーは、その「無関係な人々」のストーリーを書き上げる。
その無関係な人々の物語に出てくる、無関係な人を、また誰かがトラックバックする。
違うユーザーが同じ人物を書いても良い。パラレルワールドだってありだ。
一週間を使い切ってしまったら、新たな一週間を作っても良い。そうして年月を重ねて
いくのも乙だ。
人が少なくなればショッピングセンターは閉店するだろうさ。
ここまで考えて、色々アイディアが出てくる。
例えば、解決のないミステリ的なお話を誰かが書くとする。
その答えが分かった(または辻褄の合う話を考えついた)ユーザーは、トラックバック
して、探偵役を作り解決しても良いし、その事件解決のヒントとなるような目撃者を作り
出しても良い。
もし大きく外れた解答でも、そこからまた新たな物語が生まれるかも知れない。
しかし、これじゃあ「小説」を書く人間しか「エンターテイメント」を感じられない
じゃないか、と気づく。
でも、すぐに解決。
小説が、ネタを振ってあげればいい。店内に流れている音楽を描写したりすれば、それ
にトラックバックして誰かが音楽を作ればいい。
ポスターを描写すれば、誰かが書いてくれるかも知れない。
漫画でだって良いはずだ。
詩だって。写真だって。ラジオだって。漫才だって。
これって、最高のエンターテイメントじゃない?
------
運営は、広告費とユーザーからの寄付金ですればいい。
この寄付金が貯まるとショッピングセンターに新たな施設が出来たりすれば面白い。
維持費、というわけだ。これが無くなると、ショッピングセンターは閉店となるし、
サービス(サーバー管理)が悪くなる(笑)
また、有料でショッピングセンターの専門店街に店を出す事が出来たりしても良い。そ
の店の日常を書き出しても面白い。バイトを雇ったりね(もちろんそのバイトにだって誰
かがトラックバックしてストーリーが出来る)。
ユーザー間で金銭が動いても面白い。
音楽を買ったり、絵を買ったり。それも一〇円とかそのくらいで。規模が大きくなれ
ば、ちりも積もれば山となるじゃない?
一〇円をケチって違法に手に入れようとする人間も居ないだろう。
(もちろん、自分も創作物を作り出せば収入として入ってくる)
巧い(好きな)文章を書く人間に、金を渡してトラックバックを頼んだりするのも良い
ね。
(もちろん数パーセントは運営者に入るようにしなければね)
チュンソフトさん、街2として、どうだ!
受動的ではなく「能動的MMORPG」
なんてね。
コメント