ISBN:4093875146 単行本 藤谷 治 小学館 2004/07 ¥1,365
アンダンテモッツァレラチーズにて私の心を射抜いた、藤谷治さんの二作目。
本名が一切語られない「おがたQ」の一生(?)を描く。
読んでいたら五時です。
それくらい読みやすかった。
登場人物も魅力的、とは少し違うけれど、癖があり愛着が出る。
問題の「おがたQ」自体も、その名前とは裏腹に人間味あるふうに描かれているし、無難である。
無難である。
で、無難であるがゆえに、後味の悪さが少々際立っちゃって、なんとも複雑な読後感。
この物語が、この形である理由が、いまいちつかめない。
嫌な読後感に意味が無いほど、居心地の悪い物は無いなあ。
それでも、何か引きつける力はあって、読み通せました。
次回作が楽しみだ。
アンダンテモッツァレラチーズにて私の心を射抜いた、藤谷治さんの二作目。
本名が一切語られない「おがたQ」の一生(?)を描く。
読んでいたら五時です。
それくらい読みやすかった。
登場人物も魅力的、とは少し違うけれど、癖があり愛着が出る。
問題の「おがたQ」自体も、その名前とは裏腹に人間味あるふうに描かれているし、無難である。
無難である。
で、無難であるがゆえに、後味の悪さが少々際立っちゃって、なんとも複雑な読後感。
この物語が、この形である理由が、いまいちつかめない。
嫌な読後感に意味が無いほど、居心地の悪い物は無いなあ。
それでも、何か引きつける力はあって、読み通せました。
次回作が楽しみだ。
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