カメックス

　ギターを買いました。SGV800。廃盤カラーなので格安。
http://www.yamaha.co.jp/gateway/goods/0000000144/0000000144b.jpg
　こんなの。
　ボディーの曲線美（R氏に言わせると微妙）に色気を感じて即決。ピックアップのカバーも変で格好良い。SS。
　まあ、好き嫌いのありそうな感じだけれど。ラメが入っているのは、個人的に冒険。
　テケテケしたくなる感じでもある。

　一応試演もさせてもらったけれど、音も好みの感じ。
　ただ、ネックはフェンダーのほうが好き。これは細いなあ。
　でも良いんです。形が好きだし、ヤマハの音叉マークの格好良さには変えられません。
　なにより、前のもYAMAHAのだったので、手に馴染むっちゃ馴染みます。

　弦は010を選ぶ。
　GRECOのストラップにESPのピックを持ち、じゃららーんと悦に浸る。
　yamahaのストラップは無いし、yamahaのピックもないので、こう言う時困る。フェンダーだったら統一出来るのに……

　そして、名前を付けようと考える。愛着を湧かせるためには、やはり名前なのだ。前のギターは「yamahaのヘボ」だったので、壊れたに違いない。
　MILKさんと「どうしようっかなー」と話し合って、まず「女王様」という仮名が付く。
　赤いボンテージのようだ、という理由で。なるほど確かに。
「レディ」を冠にして、それに合う単語を探すがなかなか見つからず。
　そこで「赤」から色々イメージを喚起させてみる。
　ワイン、宝石、果実。色々出る。
　そして、紆余曲折あり「ガーネット」と決めてもらう。
　淑女のようであり、しかし底に秘めたる嗜虐性が滲み出たような名前でたまらなくなる。
　他にも或る小説に関係あったりもするのだけれど、そこは想像して頂きたい。

　こうして、私の手の中に、今こうして「レディ・ガーネット」が眠っているわけである。
　やはり名は体を表してきて、じゃじゃ馬である。