ISBN:4167110067 文庫 東野 圭吾 文芸春秋 2001/05 ¥620
妻と娘がスキー旅行へ行く途中、事故にあった。
奇跡的に娘は助かったが、妻は帰らぬ人に。
だが、もう一つの奇跡が起こっていた。
妻の意識が、娘の体に乗り移ったのだ。
東野圭吾さんの出世作でしょう。
これの前から、良作、傑作の部類は出していたのですが、一般受けはしてませんでした。私も「秘密」で知った口です。
設定だけを見れば、単純なエンターテイメント作品に思えますが、ただ楽しませて、感動させて、だけでは終わらない。
父親の葛藤や妻の葛藤が、とてももどかしく、胸元をかきむしりたくなるほどです。
この本を読むのは、苦痛です。
いくら面白く、感動が待つのがわかっていても、もう私はこの本の「葛藤」を読みたくありません。
それでも、未読の方にはおすすめです。
ああ、もう本当。思い出すだけでも、嫌だ……あのシーン……
でも、最後のシーンだけは、何度も思い返したい。
妻と娘がスキー旅行へ行く途中、事故にあった。
奇跡的に娘は助かったが、妻は帰らぬ人に。
だが、もう一つの奇跡が起こっていた。
妻の意識が、娘の体に乗り移ったのだ。
東野圭吾さんの出世作でしょう。
これの前から、良作、傑作の部類は出していたのですが、一般受けはしてませんでした。私も「秘密」で知った口です。
設定だけを見れば、単純なエンターテイメント作品に思えますが、ただ楽しませて、感動させて、だけでは終わらない。
父親の葛藤や妻の葛藤が、とてももどかしく、胸元をかきむしりたくなるほどです。
この本を読むのは、苦痛です。
いくら面白く、感動が待つのがわかっていても、もう私はこの本の「葛藤」を読みたくありません。
それでも、未読の方にはおすすめです。
ああ、もう本当。思い出すだけでも、嫌だ……あのシーン……
でも、最後のシーンだけは、何度も思い返したい。
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