variandante

2004年5月4日 音楽
HUSKING BEE 磯部正文 平林一哉 CD トイズファクトリー 2004/04/21 ¥2,625

「後に跡」という曲を聴いてからずっとファンだったHUSKING BEEが、やっと全曲日本語歌詞のアルバムを出してくれた。

 磯部さんの言葉遊びが大好きです。
 ちょっとひねくれたメロディも大好きです。
 個人的に、洋楽に良さを見出せない人なので、こういうポップなやつのほうが好きです。
 もちろん、前のアルバムも良く聞くわけですが。

 一曲目の「摩訶不思議テーゼ」から、全開で、やってくれます。

戸棚がパキッと唸ったり テレビ写ったりするわけ
つられて笑ってしまった 欠伸移ったりするわけ
悲しくて笑って忘れたり 嬉しくて涙出るわけ
時間が長く感じたり あっという間に過ぎるわけ

 確かに摩訶不思議。しかし直接的すぎるこの言葉達。左右のチャンネルから流れてくる細かいリズムを刻むギターと相まって、本当に摩訶不思議。

 アドバイスという曲は、もう「やりすぎだ」と笑ってしまう。

エが工(こう)じゃなくて タが夕(ゆう)じゃない
八(はち)がハじゃなくて 口(くち)がロじゃない
二(に)はニか

 最初歌詞カード見たときは、意味がまるでわかりませんでしたが、聞いてみて納得。
 でも、こんなふざけてるのにサビの部分ではきちんと格好良いから素敵。

 ただ、前二作のアルバムと比べると平林さんの声が浮いてしまっている。
 日本語歌詞になると、磯部さんの曲を無理に歌っている感が出てる気がする。
 作詞も担当した「Just a beginning」は、綺麗にまとまってるけれど。
 その人の世界観というのは、大事なんだなあ、と思えました。

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